採択者インタビュー AI DARUMA 浦谷佳孝さん

採択者インタビュー：AI DARUMA 浦谷佳孝さん

広島県起業支援金採択者インタビュー

AIで地方創生に挑む！
「AI DARUMA」が
広島・三原から発信する、感動を共に創る未来

AI DARUMA | 浦谷佳孝さん

広島県起業支援金事業の採択者インタビュー。今回は、少子高齢化が進む三原市を拠点に、
AIとDXの力で地域課題解決に挑む「AI DARUMA」代表の浦谷さんにお話を伺いました。

なぜ広島への移住を決意されたのですか？

博士号取得後のR&D・新規事業開発経験を活かして、少子高齢化・人口減少が進む三原市に貢献したいと考えたのがきっかけです。以前、地方通信系企業で地域DXやSaaS事業展開に携わる中で地方創生への関心が高まり、『今やるべきこと』を見つめ直した結果、Uターンを決断しました。日本全国で共通する地域課題を、広島・三原を起点に解決したいという強い思いがありました。

現在の事業、「AI DARUMA」の概要について教えてください。

AI DARUMAは、生成AI導入支援、DXコンサルティング、そしてデザイン思考を活用した新規事業開発・オープンイノベーション支援を提供しています。具体的には、業務自動化のためのAIプロンプト設計やトレーニング、業務効率化のためのデータ分析支援、SaaS導入支援などを行っています。活動理念は『感動を・ともに・創る』。これは、前職のコーポレートスローガンを継承したもので、お客様と共に感動を創り出すことを目指しています。

起業支援金事業を知ったきっかけは何でしたか？

Uターン相談時に三原市役所地域企画課から紹介を受けました。移住者限定の支援と知り、広島県・三原市での実績を築きたいと思い応募しました。創業時には使いやすい補助金なので、ぜひ応募していただくのが良いかと思います。飲食・店舗系だけでなく、デジタル系事業での活用も可能ですし、担当の方が親身になって相談に乗ってくださいます。

今回の起業支援金の使い道について、
主にどんな対象経費に充てたのでしょうか？

デジタル系ツールの導入費用として計上しました。起業支援金のおかげで、初期投資を抑えながらも、将来的な成長を見据えて最適なツールを選定・導入することができ、事業に必要な基盤をしっかりと構築することができました。

今後の展望について教えてください。

AI DARUMAは、広島・三原を拠点に、AIとDXの力で地域課題解決に貢献していきます。具体的な活動内容としては、以下の事業展開を考えています。

広島県との連携と事業拡大
- HIROBIROのイベントに参加し、広島県庁とも連携を深め、事業の幅を拡大していきます。
- 広島県の「AIで未来を切り開くひろしま宣言」に則り、地方創生×AIの分野で革新的な取り組みを進めていきます。
三原市における地域コミュニティの活性化
- 三原市DAOプロジェクトに参画し、住民参加型デジタルコミュニティの構築を推進していきます。
- これらの活動を進めるうえで、地域循環・域内調達を意識したビジネスモデルの構築を目指します。
中⻑期的な社会貢献
- ノーコードの力を最大限に活用し、人口減少社会における高生産性かつ持続可能な社会づくりに貢献していきます。
- 地域課題の解決を通じて、日本全国のモデルとなるような成功事例を創出していきます。
これらの活動を通して、AI DARUMAは、地域社会に貢献し、持続可能な未来を創造していきます。